飽食時代

いのちの食べかた』という映画を観てきました。

巷ではイカが高くなるとか食料品全般が値上がりしていたり、表示偽装とか、とにかく食に関する話題に事欠かない今日この頃です。

でもそういう話題がなかったら、もしかしたら自分が普段食っているものにもっと無関心のままだったかも知れない、と思うのです。

この映画、BGM無し、コメントなし、テーマ音楽もなし、有名俳優は出てません。
でも飽きません。飽きないんじゃないんです、目が引きつけられるんですね。

食い物は一つ一つ加工されたものが店先に並び、それを食っていると思っていました。でも現実は…。

日本は食料自給率が3割前後、でもかなりの量を廃棄しています。出された物は残さず食べなさい!と育てられてきた私には信じられませんが、まるで捨てるために食料を輸入しているようです。東京都区内での自給率は1%だとか。みんな飢え死にしちゃいます。

何というか…派手なシーンなんて無いんです。でもいろんな意味で衝撃的な映画でした。