20数年ぶりの軽自動車に

2024/9/22 ○玉県内のHONDA CARSにいました。乗っているFIT(第4世代)が9万kmを超えると評価額が下がるとのことで、泣く泣く手放す決断をしました。第3世代にも乗ったので2台連続でFIT、その前にはインサイト(第2世代)と3台連続でハイブリット車を乗り継ぎましたが、またガソリン車に戻ることになります。また、軽自動車所有は大学卒業後に乗った中古のスズキエブリィ以来です。

 

2024/11/8 ディーラーの担当者から納車日の連絡が来てしまった。11/24とのこと。何となくこういうのは大安に設定してくるのかと思いきや、特に関係なさそうだった。この日は先負なので、午後に行くことに。

2024/11/22 納車2日前、任意保険の車台入れ替えの手続きが完了したとの連絡が入り、いよいよお別れの日がやってきます。少しずつ車内の荷物を整理していく。座布団とかは使えるか、フロアマットはフリーサイズだがどうか、とか考えてみる。

2024/11/23 納車前日、納車の最終確認の連絡が来る。ついにこの日が来るのか、と複雑な気分になります。それでも時間は止まらないので、準備をし始めます。N-BOXは私と身長がほぼ同じ、ゆえに洗車の時は台が必要です。カインズホームに行って、少し高め(heightの意味)の踏み台を購入。

 

2024/11/24 いよいよ納車日、朝から最後のお勉めのごとく洗車をしました。つくづくいい車だったと思ったりして。背の高い車だから雪とか降ったら屋根の雪下ろしが大変だなーと思い、徒歩数十秒の○ートバックスへ。あぁこんなもんでスノーブラシが買えるのだなとか思ったり、室内灯がLEDじゃないんだっけと思い出してそちらも眺めて帰ってくる。そして…

こちらが新しい相棒、N-BOX Custom(ノンターボ)です。色については妻の要望が色濃く反映されていますが、なかなかカッコいい色かと。傷がつくのが怖い。ディーラーの方から納車記念の花と写真をいただきました。(写真は上のとあまり変わりませんが。)

 

実際に乗ってみると、アクセルの勝手がe:HEVとはだいぶ違いますね。軽く踏んでも簡単に50km/hとか出てしまうので大変です。

あと思ったよりトランクルームは狭いので、荷物の精選は必要。とはいえ、ブースターケーブルとかは常備したいですし、なかなか難しい。(隠しボックスに入れればいいのか。)しかし、それに反して人間が乗る空間はそれほど狭さを感じません。というか、狭くありません。多くのところ(YouTubeとか)で言われているように、前の座席を前方に出さなくても後部座席が広々です。(だからトランクが狭いのかも知れませんが)

 

たぶん十年近くハイブリット車に乗っていたので扱いに慣れるのが難しいですが、少なくともサイズは小さくなったわけですからすぐに慣れると思います。

洗車をした

宣伝ではありませんが、宣伝になってしまうかもと思いつつ書いてみます。

いつの頃からか、カーピカネットというところの商品を買っています。確かにこのGモードは洗って流すと既に効果が目に見えたりしていいんですよね。

で、いつもは普通の極細繊維クロスとホームセンターで買ったワイパーを使って水を拭っていたんですよね。

でも、来月?今月末?に軽ハイトワゴン(=N-BOX)に買い替えることになり、特に屋根の拭き取りは今まで以上に時間が掛かるんじゃね?&夏場は速さが勝負じゃね?と思い、以下の商品に手を出しました。

(ワイパーの方はアウトレット品でしたが性能は問題なし)

 

で、今日早速使ってみました。

新しいからなのかは使い続けないと分かりませんけど、ワイパーも一気に水気が取れるし、クロスの方もまるで本革セームのように水滴が消えていきました。

 

もっと早く手を出しておけば良かったなぁ、と後悔したり。

※なお、日が沈むか沈まないかのタイミングで洗車をしたため、写真はありません。

新版OHBYカードを買ってみた

せっかくキャリアコンサルタント資格を取ったので、何かに使えるかな?と思ってOHBYカードを買ってみようと通販サイト(独立行政法人 労働政策研究・研修機構)を見ると、OHBYカードが新しくなるということで切り替わったタイミングで購入しました。で、手元に届きました。

おや?手引きはあるが、カードがない?と思いました。旧版は以前の職場に置いてあり、通常のトランプのようなカードだったので、それをイメージしていました。でも確かに

「職業『カード』」と書いてあります。恐る恐る中を見ると…

おーい!ペラッペラやないかい!確かにこのサイトには

3.OHBYカードの改訂

  • (中略)
  • ③従来は箱型のケースに入っていましたが、より多くの方への普及を目指して、紙に印刷されたカードを切り離す方式に変えました。

ごめんなさい…この一文の論理が全く理解できません。どうして紙をプチプチと切り離す形式にすると「より多くの方への普及」に寄与するのでしょう?申し訳ないけど耐久性を落としただけですよ。(関係者、見てます?)

 

こんな劣化品を使ったら速攻でゴミになること請け合いなので、使う前に補強を図りました。そのための道具がこれです。

これはその名の通り、ラミネーターを使わなくてもラミネート加工っぽくできる優れモノです。これを使うと

こんな感じで加工ができ、丈夫になります。(反射しているので何となくお分かりでしょうか?)

 

できれば「利用上の注意」に

丁寧に扱わないと破れます。

と入れて欲しい。(苦笑)

 

ちなみにVRTカードも買ったのですが、こちらはちゃんとしたカードでした。改訂の際は、劣化させないように関係各位、よろしくお願いします。

キャリアコンサルタント試験 ~合格から登録証が到着するまで~

この記事がどの程度の需要があるか分かりませんが、合格してどのくらいで登録証が届くか=ドキドキ感はどのくらい続くか、を知りたい方が読んでいただければと思います。公式サイトによると

  • Webマイページからの申請後、1週間以内に登録申請書類をお送りください。書類が届いてからの審査となります。
  • 審査は4週間程度要します。(審査に係る時間は時期・状況、申請書類の量によって延びる場合があります。)
  • 審査完了の通知メールが届いたら、いずれかの方法で、登録手数料(8,000円、非課税)をお支払いください。
  • ご入金を確認後、登録証を発行します。
    交付までには4週間程度要します。

ということで、概ね2か月というところですか。

0日目:結果通知書が到着した

2024/08/26(月) 16:00過ぎ

結果通知が自宅に届きました。今時の郵便配達は電気バイクなので音がしない(地域による?)んですよね。それでもアパートの1階に住む私は、気配を感じて外に。配達員さんが我が家に向かっています。別の郵便物がポストに入らなかったようで持って来てくれていました。

この日はたまたま、腰痛で午後お休みをいただいていて自宅におり、PCもスキャナーも立ち上げて準備万端で結果通知書を待っていました。速攻でスキャン・入力作業をし、必要書類をプリントアウトし封入。スキャナー付きのプリンタを買って良かったと、この時ばかりは思いました。

 

0日目:申請書類一式を郵便局へ

同日 16:38(領収書による)に受け付けてもらいました。

腰痛で休んだのにチャリで行くとか…。

結果通知書の発送元が東京都内で発表日の8/23(金)に発送されたとして、配達されるのは最短で月曜日。まさに最速で手続き書類を送付した(自称)ということになります。

 

1日目:向こうに届いたらしい

2024/08/27(火)

私は埼玉県在住なのですが、キャリアコンサルタント登録センターの宛先を見ると、連絡先になっている東京都内ではなく、まさかの同県内にある春日部郵便局の私書箱になっています。クレヨンしんちゃんタウンに登録センターの秘密基地でもあるんですかね。(↓ゆうびん追跡)

ともかく、送った翌日の、しかもあさイチに、私の申請書は登録センターの人の手に渡っていたようです。めっちゃ速い。

(※この日、公務員たる私は教育訓練給付制度が使えないので、代わりに職場の互助会の「レクリエーション補助」に申請してみました。たった¥3,000の補助なので給付制度に比べたらわずかですけど、戻ってくるのはうれしい。)

 

1日目:審査が始まった

同日、どんな感じかなーと思って登録センターのマイページを開いてみたら、こんな感じでした。

他の方のブログで読んだ通り、確かにSTEP4が2つあるのは気になります…。それはさておき、審査が始まったようです。上部にあるお知らせの「不備修正依頼を受け、…」の一文は怖いな。審査=アラ探しなんでしょうか。でも封をする前に何度も合格番号の入力は確認したから大丈夫なはず。

しかし、あの内容(氏名・住所を住民票と照合するとか、バーコードの番号を確認するとか)の何をどう審査すると4週間(≒1か月)も掛かるのかは謎ですが、数が多いから仕方ないのか。でも、通知書の送付は地方によって時間差があるはずだから、そんなはずは…。

いずれにしても早く「審査完了」にならないかな。(これで今週中に審査が完了したら笑うw)

 

9日目:審査が終わった!

2024/09/04(水)

仕事を終え、メールをのぞくと「登録審査完了のお知らせ」が来ていました。さすがに出したその週ってわけではないにせよ、4週間という予告にしては早過ぎる気も。半分の2週間すら経っていない。まぁ早いに越したことはないですが。

なるほど、支払いを待っていますね。ですので、早速クレジットカード決済で登録料を納入。

画面が1つ目のSTEP4変わるとほぼ同時に「登録証発送に関するお知らせ」というメールが届きました。2週間程度で発送状況が更新されるとのこと。まだここでは「登録証情報」には番号は記載されていません(当たり前)。でもこの調子だとそんなにかからないかも知れないですね。

 

10日目:登録された!

2024/09/05(木)

ここまで異例の(?)の早さだし、と思ってマイページを覗いて見ましたら…

Oh...2つ目のSTEP4まで進んでいるではないですか!ということは…と「登録証情報」をポチしてみたら…

支払ったその日(=入金日)が登録日ということなんですかね。もう登録されていました!!

他の方のブログ等を読んでみますと、皆さん真面目に「いつから名乗れるんですか?」的な質問を登録センターにされているようですが、

職業能力開発促進法 第三十条の十九 キャリアコンサルタント試験に合格した者は、厚生労働省に備えるキャリアコンサルタント名簿に、氏名、事務所の所在地その他厚生労働省令で定める事項の登録を受けて、キャリアコンサルタントとなることができる

この条文を素直に読めば、たとえ登録証が手元になくともキャリアコンサルタントとなった、ということになります。だって、登録を受けていなければ登録番号も付与されていないはずですしね。(公務員はこういう「まどろっこしい」文には慣れています。)

ということで、明日さっそく名刺に「国家資格キャリアコンサルタント」の文字を入れて作り直そうと思います。(名刺の表記についてはこちら、やはり有象無象の似て非なる資格や資格もどきがありますから「国家資格」と入れた方が信用度が高そうという判断です。)あと、Twitter(現・X)のプロフィールも変えないと。(変えた)

一応、9/24に発送予定と書いてありますので、今月中(おそらく9/25)には手に入るわけですね。楽しみですね。送られてくる日は仕事休みたい(笑)。

 

29日目:いよいよ送られてくる!

2024/09/24(火)

上の予告通り、今日マイページを開いてみたら、下のような表示でした。

登録されるまでは予告より異常なくらいハイペースで進んでいたので、何度もマイページで確認していたのですが、さすがに発送は宣言通り(9/24)だったようです。簡易書留で送られて来るわけですから、当然対面です。嫁がこの時に居眠りとかしてやがったら、タダじゃおかねぇ…。

しかし、簡易書留を法人が郵送するのだから、まさか伝票を手書きするとも思えず、追跡番号をデータにすると思うんですよね。だとすれば発送したら連絡用メアドと紐づけして「あなたの追跡番号は~番です」というメールを送ってくれてもいいんじゃない?と思ったのは私だけでしょうか。多くが成人で(たぶん)仕事をしているのだから、受け取りしやすいようにして欲しいというのが私からの要望です。(と言っても登録センター関係者はこんなブログなんか見ていないでしょうけど。)

 

30日目:来た!

2024/09/25(水)

仕事中に妻からLINEが入り、書留が来ているとのこと。で、帰宅。(定時まで仕事はしました。)

おお、書留だ(当たり前)。開封します。

各種案内とともに、カードが入っています。すげぇ、ネットで見たのと同じだ(当たり前)。他にもポケット版の『倫理要項(令和6年版)』も入っていました。(小さいので後から出てきた。)

 

やはり、登録証を手にすると一味違います。それにしても当初(案内のサイトによると)発行までに2か月ほどかかるような感じでしたが、蓋を開けてみればまさかの1か月、爆速で登録証が届きました。もしかしたら全国で最速じゃないでしょうか。(「いや、俺の方が早かったぜ!」という方がいればXに返信してください。もれなく褒め称えたいと思います。)

 

あ、そうそう。職員証のホルダーに入れていたコレと、交換しましょう。

これは「進路アドバイザー」という民間資格の合格証です。高校の教員をやっていれば誰でも試験時間の15分前に退出しても受かるチョロい資格です。これを出して、キャリアコンサルタントの登録証と差し替えです。さようなら、進路アドバイザー。

 

しかし、国家資格なのに「持ってますよ」と自分から言わないと(あるいはこの証明書を見せないと)キャリアコンサルタントだって分からないのも悲しい。なんかこう…襟に付けるバッジ(徽章っていうんですよね)みたいなものは出来ないんでしょうかね。と思ったら、以前作っていた人がいたんですね。

career19.ocnk.net

ちなみにcanvaを使って生成したのがこれ。微妙。

まぁ5年ごとに更新しなきゃならない挙句、更新しない人もいる資格では無理があるかも知れませんが。逆にマイナカードに国家資格のデータを紐づける、みたいな案もありますよね。これは本当に余計。このドキドキ感を失わせるから止めて欲しいと思います。

 

更新(これから)

5年ごとの更新をしますけど、私みたいに公立学校の教員の場合、経験を積むと言っても学校の進路指導室での面談くらいしかありません。確かに教育公務員特例法では

第十七条 教育公務員は、教育に関する他の職を兼ね、又は教育に関する他の事業若しくは事務に従事することが本務の遂行に支障がないと任命権者(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第三十七条第一項に規定する県費負担教職員(以下「県費負担教職員」という。)については、市町村(特別区を含む。以下同じ。)の教育委員会)において認める場合には、給与を受け、又は受けないで、その職を兼ね、又はその事業若しくは事務に従事することができる。

と兼職が認められていますが、職場外(例えばハロワ)でのキャリアコンサルタントが果たして認められるかと言われれば、教育に関する職ではありませんから、たぶん無理でしょう。ですから「キャリコンサーチ」に登録したところでお仕事は出来ません。というわけで、高校生相手にしっかり修行を積むことにします。

2級技能士についてはどうでしょうかね。今のところ気持ちはありません。

キャリコン試験と勉強を振り返っての今後

試験勉強の過程での意識の変化

1年弱の試験勉強っぽいことをしてみました。この資格を取るきっかけは「イケるんじゃね?」という軽いものでした。確かに3月まで勤めていた公立高校で5年間、進路指導教諭としての役割を果たしてきましたが、生徒へのアドバイスと言っても正直「どんぶり勘定」に近いものでした。自分自身が高卒で就職したわけではないですから、企業の良し悪し、生徒の意識、そしてキャリアコンサルタントの勉強の中では一切出てきませんが「保護者の意識」を勘案してアドバイスをしなければなりません。これまで自分が果たしてこうしたことを踏まえて指導をしてきたかと問われると十中八九「NO」です。

また、いわゆる「進路多様校(かつて「困難校」と呼ばれていた)」では、勉強をしたくないから、あるいは家(家計)がカツカツだから就職という人も多い。だから先のことをじっくり考えてではなく、(ハロワを通してさえ)明らかに条件が悪いと思われる、けどそれなりに(目先の)給料は良い企業に飛びつきがちなのを見てきました。特に女子生徒は何年後になるか分かりませんが、男性には100%出来ない妊娠・出産というライフイベントを迎える、というような中長期スパンに立ったアドバイスを取り入れられるようになったのは大きな収穫かも知れません。

また、採用試験以来遠ざかっていた、施策であるとかに目を通す機会が得られたというのは大きかったです。

それを踏まえての現場

まずキャリア教育についての施策が文科省経産省等からも出ていますが、肌感覚では現場の教員は通知と名がつくものにはほとんど目を通していないのが現状でしょう。なんちゃって進学校は、とりあえず一般入試での進学実績で人を寄せようとかいう感覚ですかね。今時は少子化ですから「目先の幸せ」で集める傾向にあります。ですから、中長期視野に立った進路指導・キャリア指導とは程遠いと感じます。

また教員という職業の人は今は民間からの転職組もおりますが、聞いた範囲(=俺調べ)では「教員採用試験しか受けていない」という人が多いと感じます。言い換えれば一般的な「就活」をしたことがないということです。今の40代になるかならないかの人は、その上世代(≒山一証券倒産の頃に始まった超氷河期世代)がとんでもない倍率になった教員採用試験に受からないのを教訓に「採用試験以外受けずに集中しろ」と教授から言われた、という人もいました。

それでなくても、私と同世代の団塊ジュニア世代あたりの人は、おそらくマトモな「進路指導」を受けた人は少ないのではないでしょうか。高校では進学組は勝手に予備校の模試やら講習やらを受けて進学、就職組はまだそれなりに採用口もあったのでそれなりに就職出来てしまった。やがて大学経由で教員になった人は実際に進路指導に当たろうとした時にその方法を持ち合わせていない、ということになったのではないかと思います。

そうなると指導とは名ばかり、場当たり的に、根拠もなく、将来への見通しもなくといった指導(?)になる。この4月で異動をしてきた学校での指導を見ていると、特に年配の人は(教員としての)経験則でやっている感がどうしても見えてしまう。個人的に経験則(≒成功体験)で進路指導するのはどうかと思っていました。「これから社会は変化する」と言っている私たちが変化しないでどうするんだ、と。

実際に面接指導をしている様子をうかがうと、どうもこれも教員の成功体験を元にして行っているようで、例えば進学(今流行りの総合型選抜)では、大学の立場に立って受験生たる生徒の「やる気」を引き出し切れていないとか、「圧迫」と思われたくないからか上っ面の質問しか出来ないような指導を受けてきたっぽい生徒が多かった印象です。(前任校などの学校でも同様の傾向)そこに「傾聴」「共感」という意識を入れながら面接(というか面談に近くなってしまいますが)をすると、生徒本人が色々な「気づき」を見つけます。そういう意味では、キャリコンの面接対策はいい影響があると感じます。面接練習の前に、志望理由書に類するものを使って面談するのはいい方法かも知れません。

前任校で一緒に進路指導をしていた(と言ってはおこがましいのですが)当時の進路指導主事は大変優秀、というより「聞けば必ず的確な答えが返ってくる」そんな人でした。「イケるんじゃね?」で始めたキャリアコンサルタントの勉強でしたが、自分自身もそれなりの年齢になり、いつかはそう思われるくらいの知識と経験、それも客観的に裏打ちされた知識、を求めたのは自然な流れだったのかも知れません。

今後

ちゃんと登録されれば晴れて「国家資格キャリアコンサルタント」となるわけですが、教育公務員たる私は転職でもしない限り、今の立場のまま進路指導を続けることになります。しかし、上述したようにその手法は勉強前とは明らかに異なったものになると思います。また、教員採用試験しか受験したことのない教員に対しての助言なども出来るかな、と感じています。

この勉強を始めたのと同時くらいだと思います、『夢なし先生の進路指導』(笠原真樹・著)という漫画に出会ったのは。この中に出てくる元キャリアコンサルタントの高梨みたいになるのかな…あんなに知識はないからなれないか。

また転職…は考えていませんが、退職後は教員ではなく大学のキャリアセンターみたいなところで細々と働けるのかなとか思ったりします。

その他

国家資格キャリアコンサルタントのテキストは、基本的に社会人や大学生、あるいはフリーターを相手にする、という前提で編まれたものがほとんどです。ですから例えば

相談者:山田 太郎(17歳)

県立普通科高校3年生

家族は母親(47歳)と妹(9歳)の3人家族

家計を助けるために、週に3日、近所のコンビニで働いている。

みたいな相談者を相手にしたロールプレイや面談記録はおそらく出てきませんでした。しかし私が普段相手にしているのは、こういった高校生ですからロールプレイ動画とか参考書などを見ても正直言ってあまり参考にならなかったとまでは言いませんが、イメージがしにくかったです。そもそも「仕事とは」「世の中の仕事」を知らないわけですからね。もっともこんな相談者が実技(面接)で出てきたら私は一発で合格していたでしょうが(笑)。学卒者を相手にしている人も実務経験に入れているわけですから、公平性を保つ意味でもこういった相談者を問題(というか設定)に入れて欲しいと感じます。

国家資格キャリアコンサルタント試験に合格(うか)ってみた

【おことわり】

検索か何かで間違えてこのブログにたどり着いたキャリコン受験予定者の方には申し訳ないのですが、本当にクソ役にも立たない情報ばかりです。ですから筆者の単なる覚え書きだと思ってお読みください。

経過

1年前のキャリアコンサルタントを目指してみる?から3回試験を受けました。受験したのはいずれもキャリアコンサルタント協議会(通称CC協議会)の試験です。受験資格の中の「3年以上の実務経験者」に該当していましたので、養成講習は受講していません。

  • 初回(第24回)は昨年の11月でした。(学科実技
  • 今年3月に2回目(第25回)のチャレンジ( 学科実技)と受験し、2回目で学科にはギリ合格出来ました。
  • 7月に3回目の実技(第26回)を受験。

で、なんとかなれーッ!と思っていましたら…

 

何とか合格しました。

 

特に面接は完全にやらかしたと思っていたのですが、論述の方はそれなりに対策もしたし…。それでも自信が持てず、五分五分か、四六で負けか…など発表当日は(前日までもですけど)番号を見るまで何も手が付かない状態でした。落ちたら実務経験証明書をマルっと書き換えるのもめんどくせーなー(すでに書き方についての問い合わせもしていた)と思ったのもあります。夏季休業期間で本当に良かった。職員室でずっとソワソワしていた。端の席で本当に良かった。

 

得点の推移はというと

・学科(70/100合格):64(不合格)→70(ギリ合格)

・実技(論述50点満点):24(B判定)→33(A判定)→33(A判定)

・実技(面接100点満点):54(BBA)→56(ABB)→66(AAA)

今回の実技の平均点は論述が31.5/50、面接が59.9/100だそうで、トータルで99ってことは…と言いたいが、実技全体の平均は90.2らしい。(でもこれなら100点欲しかった)

しかし、何故あの面接っぷりで60点を超えたのだろう?今だによく分からない。

 

一般的に実務経験者の方が分が悪いと言われているこの試験。ちなみに今回の実技(CC協議会;実務経験者)の合格率は50.8%、養成講習受講者の59.3%に比べるとかなり低かったようですが…受かっちゃいました。

取り組み(ざっくり)

 では、合格するための勉強ノートを公開しましょうか…と言いたいところですが、試験勉強のためのノートは作っておりませんので、その代わりと言ってはなんですが取り組みをダラダラ書き連ねます。

  • 学科試験過去問は1問も解いていません。以下に挙げた参考書(1冊目)を少し線を引きながら「読んだ」だけ。その他の書籍は1回目に落ちた後、参考書にある1問1答での疑問点を解消するため&理論をちゃんと知っておいた方が良いと考えてパラパラと。大事そうなことをメインの参考書に必要なことを次から次へと書き込む感じでした。『能力開発基本調査(結果の概要)|厚生労働省』をDLしたものの、結果としては役に立たなかったです。この手の政府なんかの文書はクセがあるのですが、私が公務員で読みなれているのもあって抵抗感はなかったです。あと、多田塾の学科試験対策ウェブアプリは、全部やる前に受かってしまいました。たぶん最初からちゃんとやっていれば高得点は狙えるんじゃないかなーと思います。(私はそもそも自動車通勤のため、スマホ学習は合わなかった。)個人的にはキャリコンの場合、過去問は最初に取り組むべきではないと思います。というのも、キャリコンの試験は「(最も)適切なもの/不適切なもの」を選ぶ問題が多いと思いますが、先に問題を見てしまうと誤った文章をインプットしてしまう可能性があるからです。先に参考書等で正しい定義や通知文等をインプットしてから「あ、これが間違いだから×/合っているから○」とした方がいいと思います。

  • 実技(論述):同じく参考書を読んだのですが、さすがに2回落ちた後は過去問を5~6回分(だったと思う)を協議会や検索で手に入れ、解答用紙をこれまた協議会のサイトからDL&印刷して解答を作りました。その際、手順を確認するためにも以下の2・3番目の参考書を脇に置いて見ながら作成、要は「型」を身に付けるということです。模範解答は公表されていないので、ウェブで「CC協議会 論述 解答例」とかでググっていくつか参考にしました。解答例には使えるものと「その分量は手書きじゃ無理だろうが!」というものがありますので、取捨選択が必要かと思いました。いくつかのブログ類や動画を見れば概ね解答のポイントの共通項が見えてくるので。もっとも、普通の人は最初っからそうするんでしょうけど、面倒臭がりの私は必要なことを最初からやらずに遠回り。基本的には大学受験の時の現代文の勉強が役に立っていると感じました。(私ら世代だと代ゼミの出口汪とか)
  • 実技(面接):そもそも養成講習経由での受験ではなかったので、ロールプレイング(以下:ロープレ)練習の機会を自分で探さないといけないし(≒めんどくせぇ)、お金もかかるし(=かけたくないし)というのもあり、完全独学でやりきりました。過去2回の試験(本物)が金を掛けたロープレ練習だったと言えなくもありません。いわゆるそこらへんにあるいい加減なロープレ練習と違って、ちゃんと評価&点数化されるわけですから。で、実際に何を使ったかと言いますと、以下の参考書と「傾聴社長の聴くクスリ(下にリンクあり)」を見ながら100%完全脳内トレーニン試験のためのロープレ練習を1回もしていない(なめてる)。この動画の傾聴社長のペースや「間(ま)」が非常にいいなーと思ったので、ここにある動画(6本)を使い、英語教師たる私は英語学習を生かしてシャドーイングみたいなことをして自分なりの「カウンセリング・ペース」を作りました。最終的には(動画を見てもらえば分かりますが)CLだけを見ながら、傾聴社長の声に自分の声を重ねられるような(いわゆる「オーバーラッピング」の)練習をしました。この方法で自分の(話す時の)ペースを作る、いわば自分の中にペースメーカーを作ります。そして試験のときにはここで作ったペースを守った上でCL役の話に傾聴するように心がけました。

 

世間の人が何らかの検定試験等に臨むのをブログとか今流行りのnoteなんかを見ると、「毎日○時間/分」の勉強時間を確保して…みたいなことが書かれているのですが、私はそんなまとまった時間を確保したこともなく、気が向いたら勉強している感じでした。そもそも養成講習も受けていないのに、面接の対策らしい対策(≒ロープレ練習)を1秒もせずに受けるとか、舐め腐るにも程がある…(でも受かったんですけどね)。

 

※なお、前の記事に書いた津田さんの書籍は正直、申し訳ないが私には肌が合わず(要は読みづらかったんだ)、中古で購入し、1週間もしないうちに売り飛ばした。

参考書について

メインの参考書です。トータルで5回くらい(もっとか)回しましたか。試験と名が付くものでは超久々に書き込んだりマーカーなどを使って勉強しました。(英検準1ですらただ見るだけだったのに)

 

これも結構読みました。柴田本(ウサギ本?というのか知らんけど)が勉強の軸だったと思います。論述も面接もよく読むと外さないポイントが記されており、テクニックじゃない辺りに好感が持てます。下の参考書のポイントを転記したりしてなるべく1冊で収めようとしました。やはりノートなどは作っていません。なお、23年度版と24年度版は大して変わらないです。勉強の中心に据えたのはこの2冊でした。

 

実技2回落ちた後に購入。若干テクニックに寄せてます。(特に論述)

確かに試験(検定)である以上、一定の数値を叩き出さないと意味がないわけで。養成講習組ではなく得られた情報が少ない私にとって、キャリコン試験独特の「型」を身に付けるいう意味では使えたと思います。ただし基本スタンスは上記と同じくテクニックがすべてではないという感じですね。

 

教育心理くらいはやっていてもカウンセリング理論やらは未体験なので、導入として購入。いわゆる概要が書かれている本。フォントがやや気に食わない。どうにかならないか。

 

教科書(特に社会科系)を彷彿とさせるようなガチ目のテキスト。2級技能士まで対応というのはあながち間違いではないと思います。柴田本(ウサギ本?)を補完する感じ。資格取得後も持って繰り返し読みたい。

 

なんかいろんなサイトにオススメとして出ていたので買ってみました。上級資格に行くには絶対っぽいが、(私にとっては)そこまで参考にはなっていないです。

 

同じくオススメ本。題名通り理論の本。合格して改めて読めば「なるほどぉ~」と思うこともあるのでしょうが、今のところ役に立っていないですね。

 

傾聴について、Twitterでたまたま見たので買ってみた。

 

参考「書」じゃないですけど、「傾聴社長の聴くクスリ」

たぶん、2回目~3回目の受験での環境の違いはこの動画を見たかどうかだと思います。キャリコンとしての意識の持ちようを学んだと思います。


www.youtube.com

実技が終わった後に、ZOOM経由ではありますが直接お話しさせていただきました。こちらは読んで字の如くですが、相手を信じて聴く、ということをコンセプトにされており、実践にも役に立つと感じて見始めた次第です。

 

…結構ちゃんと勉強したのね(笑)大学受験も(一浪したけど)テキトーだったし、英検準1級も過去問を解くことも面接練習をすることもせずに合格してしまった(英作文は満点)ので、キャリコンも「なんとかなるっしょ!」と根拠のない自信で突破しようとしていたんですがね。おそらく、大人になってからの勉強ってそれなりに面白みがあるんでしょうね。(知らんけど)

 

院試(しかも通信w)は3回落ちましたが(笑)、キャリコンは3回目でどうにかなりました。これで次なる試験(全国通訳案内士?旅行業務取扱管理者?英検1級?)に向かっていけそうです。2級技能士?そちらには行かない気がします。

 

でもよほど嬉しかったんでしょうね(他人事)。午後の4時過ぎにハガキが来る→PCでスキャン→マイページ入力→封入→郵便局で投函を一気に済ませました。あとは間違いなく手続きが済むのを待つのみです。

 

あと、これはとても重要なことなんですが、受験案内や受験概要をちゃんと読まないとダメだということですかね。特に面接試験の得点のポイントがそこには記されているわけですから、そこを押さえるかどうかって結果に影響するように思います。(し、出題・審査する側は当然、その観点で点数をつけると思います。)

 

諸経費

  • 受験料:38,800×2(第24・25回分)+29,900(第26回分) =¥107,500
  • 書籍(初回;ウサギ本) ¥6,050
  • 書籍(追加分) ¥10,230
  • 対策本でない書籍 ¥1,870

計:¥125,650

これに交通費が加わりますけど、養成講習を受けるよりはるかに安い金額で済みました。しかも実技については多くの受験生が受講していたであろう試験のための講習やらも一切受けていないので、かなり安価で合格することが出来たというわけです。

3度目の正直?二度あることは三度ある?

2回目の玉砕(号泣)から3か月、3度目の試験に行ってきました。これ以上、受けたくない(=受験料払いたくない)が、教員採用試験に十数年落ち続けた私にとって、不合格はあまりダメージを与えません。(ダメだろ…)

 

もっともこの国家試験、前回すでに学科は合格しており、実技を残すだけです。と言ってもこちらの方が受験料が高いんだ(¥29,900)…(まだ言う)。今回で打ち止めにしたい。

 

で、今回の戦場は大妻女子大学千代田キャンパス、写真は撮っていません。50のオッサンが女子大にカメラを向けてる様は変態以外の何者でもありません。

 

さて論述試験ですが、座席は最前列の端の席、オセロでいう四隅のうちの一つと言えばイメージしやすいでしょうか。つまり途中退出しやすいのです。今回の事例をざっくり説明すると、

就活をテキトーにやって入った会社が合わずに1年で退職。プラプラしてバァさんに説教され、親にもサッサと就職せんかい、このバカ息子が!と罵られ、どうしよぅ~、ド●えも~ん(号泣)

と泣きついてきたクライエントの相談に乗るというお題です。実生活でそんな奴が目の前にいたら、「知るかボケ!お前なんか一生フリーターやっとけ!」と罵るところです。

 

今回はなんと、過去問を数回分解いたんです。しかもちゃんと筆記用具を使って!(どや)そのためか、スイスイと筆(=鉛筆)が進み、終了10分前には手を挙げて出てこれました。もっとも見直して修正しようにも10分じゃどうにもなりませんから、誤字と文のつながりだけチェックして出てきました。(最初からやれよ…)

 

過去2回の論述試験の得点は24(B判定)→33(A判定)でした。今回は35~40点は取れてればいいなと思います。

 

にしても今日は暑かった。東京は33℃、さいたまが36℃?今日は筆記だけだったから、Tシャツに七分丈の短パンというコンビニにでも行くような格好で行けましたが、実技(面接)はそうはいきません。面接のときは涼しい日でありますように。

 

(面接についての追記 on July 20th)

さて、過去2回の面接試験の得点は54点(BBA)→56点(ABB)でした。これを上回れればいいよなーなんて思いながら3度目の面接に挑みます。しっかし…暑い。この日、試験の時間のさいたま市の気温は36.9℃、明らかに真夏です(当たり前)。しばらく教員採用試験を受けていないので忘れていましたが、夏にスーツに準じた服装で歩くのはしんどいのです。っつーか、確かに受験概要には『キャリアコンサルタントとして相談者を尊重する態度や姿勢(身だしなみを含む)で、…』とありますけど、この酷暑の中、また公務員試験ですらノーネクタイ・ノー上着でと言っている時代に上着は必要か?と思った次第です。上着を手にしていたガチ勢の皆さんがいたものですから。まぁどこかの養成講習でそのように指導しているのでしょう。(明らかに場違いな人は一人お見掛けしましたが…。)もちろん、私は半袖のYシャツです。

 

今回受験した部屋は、まさかの前回と同じ。イヤな予感しかしません。もちろん試験に関して細かいことは書けないのですが、本当に…本当に…ちょうどいい俳優(相談者役)はいねぇのか!?ってことです。私と同世代の設定なのに、どう見ても「いや、職業相談なんてしていないで、おとなしく年金で生活してくださいよ。」って人で…ずーっと脳内がバグっていました。

 

で、たぶんですがダメです。なんか前回よりダメな気がします。というわけで、次回に向けて準備をしなきゃかなーと思います。でも実務経験証明書の書式が変わるからまた作り直すのめんどくせーなー…。

 

あとは

なんとかなれーッ!

と思いながら、ひと月後の結果を楽しみにすることなく待ちたいと思います。