国家資格 キャリアコンサルタント試験(筆記)を受けてみた(1)

以前、キャリアコンサルタントを目指してみる?という記事を書きましたが、実際に申し込んで受けてみました。まぁ受験料は4万円近くするのでぶっ飛びですが、何事も経験です。(1)となっているのは再来週(?)に実技があるからです。

場所はここ。友人の結婚式以来です。なんか今日は英検の二次試験もあるようですね。皆さん、お疲れ様。

この手の試験は(というか試験は)眠気との闘いです。昨晩も何故か試験前だっつーのに全く違う仕事のことを考えて眠れず、しかも通常通りの早起きを強いられ、さらに乗ればいい電車を何故か30分近くも間違えて早く駅に着くとか(あと30分長く寝られたのに)…もう馬鹿過ぎて。

 

さて…しかし大学っていいよな~、俺も学力(≒英語力)があったらソフィアユニバーシティに入りたかったぜ。とか思いながら入室時間まで待ちます。見回してみると、年齢層は結構バラバラですが、共通して言えるのはみんなガチ勢です(当たり前)。やたら分厚いファイルを持っていたり、やたら付箋が貼ってあるテキストを持っていたり、やたら…(以下略)。とにかく皆さん、気合が違います。そりゃ4万円で「受けてみた」とかほざいているのは私くらいです。(たぶん)

とか言いながら、今回はちゃんと勉強をしたんですよ(どや)。前回の記事で買った参考書を5回も読みましたからね。突然、ある項目について問われても答えられませんが、〇か×かくらいは多分分かります。

確かに多くの受験生は何十万円も出して受験資格を得る認定講習(?)を受講しているわけですから、それは本気にもなります。(私は実務経験でイケる少数派)

 

で、いつも通り何の事前情報もなしに受験したので、解答用紙に自分の名前と受験番号が印刷されていることに、いちいち感動してしまいました。これは間違うアホが多すぎるからなのか、こんな手間が掛けられるくらい受験者が少ないからなのかは不明です。

学科試験は50問中35問OKならイケるっしょ。15問は間違えていいんだろwくらいの軽いノリで行ってしまいましたが…たぶんダメだと思う。政府機関の調査やらの問題がほぼ分からなかった。ったくそんな問題出すとか教〇採用試験かよ!(逆ギレ)

実技(論述)はこちらはもっとノー勉に近い感じです。俺だって伊達に職場で気持ちのこもっていない大学の推薦書やら指導要録やらを数多く書いているワケじゃねーぜ!と思っているので何となく書けるんじゃないか?という謎の自信もありましたし、対策本を見ると何となく解答の傾向というか対策が見える。こういう時に(大学)受験の現代文の勉強って生きるんだなとか思ったりしました。こちらは50点中40%の得点(=20点)が最低必要とのことですが、実技合わせて90/150点取らなければならないので、それなりに点数がないとやられます。実技で70/100点は流石に無理だろう…。それこそ何もやってないし。

 

というわけで、英検やらTOEIC SWと同様に過去問を1問も解かずに、しかも国家資格に挑むという、アロハシャツに短パンとビーサンで冬のエベレストに登るくらいの無謀なチャレンジをしてみました。気が向いたら「国家資格 キャリアコンサルタント試験(実技)を受けてみた(2)」を書くかもしれませんし、受かったら「ヒャッホーイ!」という浮かれ気分で記事を書くかも知れませんし書かないかも知れません。でも落ちてもこれはちょっと面白いので、理論を少し勉強して再チャレンジをしてもいいかなと思いました。

TOEIC S&Wテストを受けてみた(2)

きっかけ?別にありません。ある日突然、「ノー勉(マジ)でどのくらい取れるのだろうか?」と思いつき、ほぼ衝動買い同様に申し込みました。そして試験が昨日ありました。これを書くにあたり、前回の記事を読み直してみたら、前回もノー勉でした。

 

しかし今回は前回と一味違います。前回は勤務校にALT(外国語指導助手)が2名もいましたが、今回はいません。さらに今は「ほら~、主語がSheの時はdoesでしょ~!」(※高等学校です)みたいな環境です。せいぜいReader's Digestくらいしか読んでいません。間違いなく点数は出ません。ですので、前回同様、得点は公表しません。するはずありません。

 

終わった後に復習がてら、TOEIC S&Wとはいかなる試験かを振り返ります。(事前にやれ)

TOEIC Speaking & Writing Tests|【公式】TOEIC Program|IIBC

  1. Read a text aloud (音読問題)
  2. Describe a picture (写真描写問題)
  3. Respond to questions (応答問題)
  4. Respond to questions using information provided (提示された情報に基づく応答問題)
  5. Express an opinion (意見を述べる問題) ここまでがSpeaking
  6. Write a sentence based on a picture (写真描写問題)
  7. Respond to a written request (Eメール作成問題)
  8. Write an opinion essay (意見を記述する問題)

へぇ~、なるほどね~。(先に見ろ!)そんなわけで一日の流れをおさらいします。

 

まず、チャリを組み立てて最寄り駅へ行きます。電車内では申し訳程度に本を読んでいました。

目的の駅を降りて会場を探すのが大変でした。前回は小奇麗な建物で、いかにも「テストセンター」だったのですが、今回はいかにもフツーのアパート?マンションのようないで立ち跡で。これはGoogle Map with GPSがなかったら辿り着いていなかった。ありがとう、GPS。

いかにもフツーのアパート。後でわかることですが、中には20人ほどが座れるブースがある部屋が2つあり、それに対して非常階段が狭い。一般のアパートなら許容されるのでしょうが、果たして受験者が7割くらいいたら何かあったときに逃げられるのだろうか?と考えてしまいました。

 

さて指定された部屋に入りますと、受付におじいさんがいます。この爺さんがこれまた横柄で、時折イラっとします。まぁTOIEC運営委員会から委託された日雇いのおじいさんなのだろうから仕方がないが、いちいちムッとさせられます。一人ずつ呼ばれて写真を撮ったり、色々チェックをされます。ここでのチェック係のオバさんも何だかいちいち鼻につく。前の人はハンカチを広げさせられていました。不正防止とは言え、完全に犯罪者扱いですね。ムカつくので私はジーンズのポケットを全部広げてやりましたよ。写真を撮られてようやく中に入りますが、やれマスクはポケットに入れたら不正だの、マスクにメモとか取るなだの(そもそもボールペンを落として拾いに行った。結局使ってないけど)、いちいちウルセーなと思って本人確認の画面を見せられてビックリ。PC画面に映った先ほど撮った写真、雑居ビルの陰で持ってはいけない葉っぱとか白い粉を売っていて、数名〇してきた後みたいな悪い顔をしています。おまけに寝ぐせもついてるし。よっぽどムカついていたのでしょうが、まぁ所詮は衝動買いで受けている試験だし、誰かに写真見せるわけでもないし、いいや~と思って続行です。

 

問題?あぁSpeakingは音読以外は何をして…というか手も足も口も出ませんでした(号泣)。こんなに単語って出ないもんなんですね。

で、ヘッドホンが蒸して邪魔だったので外してWritingに取り組んだのですが、まだSpeakingをしている受験者の声がモロに聞こえてウルサイので、仕方がなく付け直しました。Speakingはマスクしろ、ただしマスクしても声は聞こえるから大声で話さなくてもいいですよ、っていうあの爺さんの注意を聞いてなかったのかよ、ネェちゃんよ!(怒)。

しかも、あてがわれたキーボード、角度を調整するために裏についているアレ、一つ壊れていて使えないし。打ちづらいんだよな。

 

で、ひたすら指定された語数を、ほぼ同じ語彙を使いながら埋めまくって、見直しもそこそこに(午前の試験で腹減ってた)、出てきました。私より先に入った人はまだ真剣に問題に取り組んでいらっしゃいましたね。がんばってください。そんなクソ受験者の私はまた迷いそうな道を戻り、途中にあった日乃屋カレーでヘルシーな温野菜カレーに天かすガーリックをガッツリかけて昼食としました。

そういえば、本当に前回(5年前)のスコアシートってどうしたろう?と思ったけど思い出しました。燃えるゴミには出せないので、職場に持って行ってシュレッダーに掛けたんでした。あれはダメです。証拠隠滅です。

 

キャリアコンサルタントを目指してみる?

実は院試を再度受けて落ちました。成績開示をしたら5点足りないって…。なんだよ、5点って。

 

それはともかく、以前(だいぶ前)に進路アドバイザー検定という資格を取りました。資格と言ってもマトモに高校の教員をしていれば誰でも取れるものなので、大して希少価値はありません。(現に20分早く退室して受かるのだから大して難しくない。)

 

翻って(?)学校の教員ってのは校務分掌と言って、まぁ教科指導以外にも何かと係があるのですよ。(現在は進路指導部、でも他に2つの委員になっている。)分掌には向き不向きがあります(と思います)。なんでもこなしてしまうスゴイ人もいますが、私みたいに趣向に偏りがある人もいます。例えば渉外(PTAとか)は絶対にやりたくないし、生徒会の係だって基本的にやりたくない、という人もいます。(これはいずれも私)と言うか、できれば進路指導を続けたいというのが私の希望です。ただ、多くの職場では最大何年までと決まっていたりもするので、なかなかわがまま希望が通らないこともあります。

 

そこで思いついたのは、何かしら資格を(しかも結構な資格)を取ってしまえば「え?私を他分掌に回すとか、学校にとって自殺行為でしょ?」と言えるのではないか、ということ。そこでグーグル先生にお伺いを立てたところ、見つかりました。キャリアコンサルタント国家資格)という資格が。

 

なんでも学科試験と実技(論述&面接)があるそうで、これはなかなか…。でも参考書をチラ見した感じでは、全く歯が立たないって程でもなさそう。(全国通訳案内士よりもはるかに簡単に見える。)ので、早速動き始めました。まずはテキストを

この資格は何だか講習を受けなければならないのですが、就職しようとしている人に対しての支援をする、いわゆる実務経験があれば受験資格があるのだそうで、私は現任校で進路指導部5年目ですわ。

受験要件(受験資格や実務経験)について(キャリアコンサルティング協議会)

・学生および既卒3 年以内の卒業生を対象とした就職相談
・高校および専門学校において就職希望の学生を対象とした相談 ※直ちに就職をしない進学を目的とした相談は含みません

つまり余計な講習を受けずに受けられるというわけです。

 

この勉強に飽きなければ秋ごろの受験を考えている感じです。少し長丁場になりますが、特に実技の方のテキストはこれからの就職支援にも十分役に立ちそうなので、資格云々ではなく勉強してもいいかなと感じています。

眼鏡を買ってみた

眼鏡を買いにの続きです。

 

近くの文字を読むときに眼鏡を外して見ることが多くなりました。これがいわゆる「老眼」というやつなのか…。(がっかり)そんなわけで新しいのを買いに出かけます。今かけているものがこれ、もう11年も前に購入したんですね。(ただ、その後にPC作業が楽になるように、あえて度の低いのを作っているので実際は6年前が最新だそうです。)

 

お店オリジナルのものも惹かれたのですが、今掛けているのもかなり掛け心地が良いので、同じメーカーのものにしました。

spec espace ES-6093 31 | chiyoopt (オフィシャルサイトにはもう掲載されてなかった…)

 

レンズが優れモノで、従来の遠近両用メガネのイメージとは異なり、レンズの上下に境目がなく、いかにも遠近両用!って感じがしません。が、確かに手元のものがはっきり見えます。車のナビなんかも見え方が変わるそうで(まだ夜間に運転していないから分からない)。それでも一週間くらいは違和感があるようなので、徐々に慣らしていければよいかと思います。ちなみに全部で¥72,050です。

 

「食事がおいしく感じられます。」と、先週レンズを作っているときに言われました。あの時から意識していなかったのに、手元のごはんがボヤけて見えていました。

 

ちなみに今日も車にPursuer LCを積んで行ったのですが、無料駐車場が満車で、それどころか出るのも困難だったため、仕方がなく店舗近くまで車で行く羽目になりました。この時期は自転車が気持ちいいんだけどな~。

 

 

 

余暇の友

代休の今日、注文していた本が届きました。

せっかく通勤途中の店舗に送ってもらったのに、よりによって休みの日に届くとは…。取りに行きましたよ、えぇ。(ついでに近くのココイチで昼めし食った。)

 

で、この本の内容は置いといて…(置くんかい!!)、ちょっと気になることを。

 

書店ですから当然ながら本が置いてあります。ところが店の前で、年の程は40代後半と思しき人が、平日の昼間っから、タバコを吸いながらスマホで動画を見ていました。(音声が聞こえていた。)なぜこの人はスマホを見ているのだろう?いや、スマホを見ちゃいけないってことではなく、書店の前にいるのにスマホ?書店で立ち読みとかではなく?(大きなお世話ですが。)

 

どなたかが言っておられましたが、友人選びは人生において大事だと。それと同じように「余暇の友」選びも大事なのではないかと。前出の男性は、スマホに流れている動画を見、そのオススメ動画を見る、というループに嵌(はま)っている、と言うか「ハメられている」ように見えました。もし彼がその書店で1冊でも本を買い、本と向き合えば、多少なりとも人生が豊かになるのではないかと。完全に大きなお世話ですが、多くの書籍にあるように、スマホでもたらされる情報(SNSなど)は「ハマり易い」ように仕組まれているわけですから、嵌れば嵌るほど時間の無駄ということになります。

 

「余暇の友は、スマホにしますか、本にしますか。」

明日あたり、職場で問いかけてみようか。

眼鏡を買いに

最近、老眼っぽくなってきたので眼鏡を買いに行くことにしました。わざわざこんなことをして…。

なぜこんなことをするって、自転車好きの眼鏡屋さんのご主人に見せびらかす見せようかと思ったからです。

で、いつも買っているこちらです。(でも6年ぶりの買い替えらしいです)

いわゆる30分でできる感じの「既製品」はないので、それなりに覚悟をもって選ばなければなりません。現在使っているのがspec espace(今まで「イースペース」だと思っていたら「エスパス」なんだって、最近知りました。)のモノなのですが、これが非常に使いやすいので、違うデザインのものを選ぶことに。

 

せっかく川越にチャリで来たので、ウロウロしようと…

時の鐘へ、そしてスタバなう。

 

でもね、元々昔ながらの街並みがウリなので、道路が広くありません。そこに歩行者があふれかえっていて自転車でも憚るくらいの人の多さ…。

さすがにどこにも寄らずに帰りました。とはいえ、また眼鏡を引き取りに行くことになりますが。(眼鏡を買ってみたに続く)

本の感想:デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち

こんな本を読んでみました。学校で勤めていると、休み時間に友達同士でいるのにそれぞれが画面をじっと見つめているという光景に、慣れると思うでしょう。でもそんなことはなく、違和感を持ち続けています。

 

強調されているのは「大人の責任」ということ。子どもがそうなっているのは大人の責任、叱ったり取り上げるのでななく「寄り添う」ということ。寄り添うって難しいですよ。(なんか教員採用試験で必ず「生徒に寄り添って」と言ったりする人いますね。具体的に答えているのを見たことないですけど…。)寄り添うってのは、子どもの使っているアプリ(SNSなどの)に興味を持つことですね。

 

あと、私が特に子どもを持つ親に読んで欲しいのは第6章です。これもSNSを見ていて常に違和感を感じていたことですが、自分の子どもの画像を平気でSNS上に上げることについて、です。私は防犯上、つまり子どもの姿を、しかも行動範囲が特定できるような形で上げたりすることに他人事ながら危機感を覚えていました。しかしこの本で書かれていることはまた違った視点です。

SNSは日常というよりもキラキラした側面を載せていることが多いですが、それによって子どもがストレスを感じることがあるということです。載せることで「いいね!」の数を気にしたり、何らかの期待を持たされることに対するストレスを抱えるようなことも考えられるからです。そして、そんなことも予測・予見できない親が写真を載せ続ける。

 

詳しくはぜひ手に取って読んで欲しいのですが、最後に頭の中に浮かんだ一言。

「デジタルおしゃぶり」を外せないのは、実は大人も一緒なのではないか。