(映画)チェイサー

久々に한국영화を観た。原題は「추격자(追撃者)」である。

元になる事件があるようで、その臨場感あふれる迫力、胸にズシッと来る重力感、また息もつかせぬスピード感。そう…やはりそのスゴさは「迫力」ではなかろうか。犯人ヨンミン役(ハ・ジョンウ)の顔色一つ変えずに金づちを振るう様、元刑事ジュンホ(キム・ユンソク)が走る走る!一体何キロ走ったのであろうか?

音楽もかなり作品に入り込めるものだったが、おそらくBGMなしでもかなり怖い作品ではないかとも思える。映像もよく出来ていた。(そう言う意味ではDVDになった時に静かに見ても面白いのではないだろうか?)

ちなみに私は、ジュースの飲み過ぎで1回退席したのだけれど、そんな時間すらもったいないほど。実際に手洗いに行くタイミングが難しかった。

そして何よりも予想外の悲劇。
おそらく見ていた人の多くが「えぇ~?!」と思う結末になったのではないか。
せっかく・・・(これ以上はネタばれになってしまうので書けない。)
その辺りをあえて観客に媚びないところもこの作品のスゴさかな、と思う。