Pay It Forward(邦題『ペイ・フォワード』

人に薦められた映画。

Think of an idea to change our world --- and put it into ACTION!


映画の最初の方、社会科の先生が黒板に書いた言葉である。

世界を変えるためのアイディアとは…?

物語は、雨の日の夜、立てこもり現場から始まります。
そこに記者が立ち寄り、取材をしようとするも、立てこもり犯が突然車を走らせ、記者の車の横っ腹にぶつけ、そのまま立ち去ってしまいます。
警察官は総出で立てこもり犯を追い、残された記者の横には潰れて動かなくなったボロい車。

そこに犬を連れた品のいい紳士が現れ、新品のジャガーをくれると言うのです。
冗談みたいな話だが、「ほれ」と言わんばかりに記者にキーを渡す紳士。
そして「ペイ・フォワードだ」と呟く。

何のことか分からないが、とにかくその行動に興味を持ち取材を続けていくうちに冒頭の授業にたどり着きます。
その頃には、この「ペイ・フォワード」の運動は一台ムーブメントになっているのです。

世界を変えるには?
自分を変えるには?
変わらない世界に留まった方が、心地いいし楽だし。
でも…。

イイことをしてもらったら、普通はその人に「お返し」をしますね。
でもこの映画では「ペイ・フォワード」なんです。