時間が足りない?

私の妻は教員の娘であり、孫である。
だからか分からないが、やることなすこと要領が悪い。
その上、人の時間を浪費しても全く意に介さないという最悪の欠点を持っている。
それを指摘するとキレるので、そのうち家から叩き出してやろうかと思うくらいである。

さて、確かに職場を見ていると、無駄話に興じていたり、かと思えば同じ人物が妙に忙しそうだったり。
あ~…やっぱり教員という人種は、時間管理と言う概念がないのかも知れない。
生徒のため」という一見耳ざわりの良い言葉だが、そのために段取りを組むことが出来なかったりしている。
そういう不測の事態があるのにも関わらず、フレキシブルに時間をやりくりする術を持たない人が多いように思える。

そして残業、それを見ている若手は「残業は当たり前」と受け止めているフシも見受けられる。

そんな時、一冊の本に出合う。それが『時間を生み出す教師の習慣』という本である。ある人のブログに書いてあって、それまでにも教育新聞の広告欄にもあって気にはなっていた。

当たり前と言えば当たり前なんだけど、暇な時間を作らない。
つまり空いている時間に先のことをやっておく、とか。
仕事を時間で均(なら)していくという発想。
さらに、午前は頭を使う仕事、午後はルーティーンのような頭をあまり使わない仕事。
etc.

今度、忙しそうにしている若者の机にそっと置いておこうかな。