『女子高生サヤカが学んだ 「1万人に1人」の勉強法』

別に「女子高生」とタイトルにあるから選んだわけではありません。
どちらかと言うと「無期懲役囚から教わった」のサブタイトルに惹かれたと思います。

帯には
したい人、10000人。
始める人、100人。
続ける人、1人。
こう書かれています。
勉強に悩んでいる私が、心惹かれないわけがありません。

中身は女子高生サヤカ、弟のヒロキくんと無期懲役囚「みたっちゃん(美達さん)」との文通です。
いずれも実在する人物です。(サヤカとヒロキは仮名)
2人の子ども(とその母)の問いかけに、無期懲役囚のみたっちゃんが、手紙で応えるというもの。

どうしたら勉強できるのか?
勉強は何のためにするのか?
頭がいいとは?
集中力はどうしたらつくか?

一度や二度は中高生の時に思ったことではないかと思います。
私は今でも思いますが…。

みたっちゃんはそんな子どもたちの「素朴な疑問」に暖かくそして実践的なアドバイスをしていきます。
しかも「塀」の向こうから。
そして、タイミング良く、彼らの「その時に」読みたい本を送ってくれます。
その洞察力たるや…。

全部は無理でも(いや、無理とか言っちゃいけないのだ)、一つでも参考になればやるべきだろう。
と言うよりも、みたっちゃんの言う事は本当にシンプルなんです。
要はそれを「やるか、やらないか」だと言うこと。

学びに迷っているなら、ぜひ手に取ってみて欲しいと思います。