いきなり!ステーキについて

我が家(夫婦のみ)は、結構「いきなり!ステーキ」を訪れる。

ネットニュースに出るときは大抵ネガティブな記事で、コメントもなかなか手厳しいものが多いような印象だ。

 

確かに経営手法には「素人目」にはおかしいなぁ、と思うこともある。そもそも立ち食いスタイルのステーキ店がアメリカ合衆国で果たして受け入られるのか?とか。これに関しては確かにコケたみたいだが、やはり経営者というのはフツーの感覚では駄目なのだろう。少しブッ飛んだくらいでなければ組織は大きくならないのだろうと思う。

 

あのステーキ店には「その場でカット」と「トッピング」のサービスがある。最初はあのカット場まで行くのがメンドクサイと思っていた。まぁこの辺りがアメリカ人には受け入れられなかったのだろうけど、オーダーカットだとピッタリのグラム数にはならない。ただ、そこで少しくらい「まぁいいか」と思って食ってしまう。おそらく定量カットではグラム数に合わせるために食品ロスが生じているのかも知れない。

 

またトッピングが増やせたりするということは、減らせるとが出来るということ。つまりトッピングまで食えないなと思ったり、例えばコーンが苦手だとかいう場合には断ることが出来るということだ。「いきなり!…」でもそれ以外の場所でも、「出されたものは残さず食べなさい」と躾けられているはずの世代が残しているのを見ると、いきなりのこのサービスは、これまた食品ロスを減らすことが出来ているのではないかと思うのである。

 

ところがこの新型コロナ禍において、飲食店が時短や営業休止をしているのに便乗しているのか分からないが、次々と店を閉めている。特にコーンの増量が好きな私の配偶者は、この店舗数の減少を悲しんでいる。