講習受けてみた(2)

そんなわけで講習の2日目は「無線工学」。
みっちり4時間、のうち最後の1時間は昨日同様、模擬問題をしながらの復習。

分量は昨日の法規の3倍弱(のページ数)あるのに、時間は昨日の半分…。
昨日の講師が「中学レベル」とか言っていたが、オームの法則くらいしかついていけない。
物理分野はなぁ…。
無線通信装置の辺りですでに挫折…。当然模擬問題もそこがボロボロ。
45問中13問も間違っている。しかも無線通信装置分野は17問中10問も間違っている…。ダメじゃん。


しかし、今日は講習受けた直後に試験なのだ。なんとかしなければ。
工学10問、法規10問でそれぞれ6割取ればOKなのだ。全問当たらずとも良い!と開き直る。
で、試験前の一時間は自習時間として確保されていたので、わき目も振らずにマーカー引きながら勉強。

出題されたものの一部(番号と実際の問題番号は異なります)
1.アマチュア局の送信装置には、秘匿性の機能を持たせることができるか。--- できない

2.第四級アマチュア無線技士の資格の操作の範囲の記述であるが、…
 これは「空中線電力10ワット以下の無線設備で21メガヘルツから30メガヘルツまで又は8メガヘルツ以下の周波数の電波を使用するもの。」を覚えていればOK。後ろに色々範囲があれば10ワット。

3.アマチュア局の行う通信に、使用することができない用語はどれか。---暗語

4.無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは通信事項の範囲を超えて運用してはならないが、次に掲げるもの(省略)うち、その範囲を超えて運用することができる通信は何か。---非常通信

5.アマチュア局においては、その発射の占有する周波数帯幅に含まれているいかなるエネルギーの発射は、どのようなものでなければならないか。---その局が動作することを許された周波数帯から逸脱してはならない。

6.アマチュア局は、自局に対する呼び出しであることが確実でない呼出しを受信した時は、どのようにしなければならないか。---その呼出しが反復され、且つ、自局に対する呼出しであることが確実に判明するまで応答してはならない。

7.アマチュア局の免許状はどのようにしておかなければならないか。---その無線設備の常置場所に備え付ける。

8.アマチュア局の免許人が、電波法又はこれらに基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、総務大臣から何箇月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じられるか。---3箇月

9.オームの法則で、電圧Eを表す正しい式はどれか。---E=I×R

10.接合型トランジスタの記述で正しいものは、次のどれか。---接合型トランジスタにはPNP型がある。

11.FM(F3E)受信機についての記述で、スケルチ回路を説明しているのは。---受信中、電波がとぎれたときにスピーカから出る大きな雑音を消去する。

12.SSB(J3E)送信機で、搬送波を除去する目的で設けるものは、次のどれか。---平衡変調器

13.水平半波長ダイポールアンテナのエレメントの長さは、次のうちどれか。--- 1/2波長

14.一般的にVHF(超短波)帯の周波数の電波での伝搬は、次のうちどれか。---直接波

あとJ3E、F3E受信機と送信機に使用される装置の名前を答えるものがあったかな。
基本的に模擬問題集をやっておれば何とかなっているのだろうと思う。
計算問題とかないし。