さて、最後に修了試験。これで法規、工学それぞれ６割ずつ取れば正解になる。
が、ほとんど「模擬問題」と同じ。
が、ほとんど「模擬問題」と同じ。
前の座席の方で「全然分かんねぇ」とか言っているヤクザっぽい太ったオヤジがいたが、正直言って、特に法規などは教員採用試験で勉強した教育法規の数に比べれば小テストみたいなもの。余裕だな。
これが出た問題に似た問題。
1. 電波法で「無線電信」とはどのように定義されているか。 ---「無線電信」とは電波を利用して、符号を送り、又は受けるための通信設備をいう。 ※ひっかけで「モールス符号」とか書いてあるものもある。そのまま覚える。 2. 第三級アマチュア無線技士の資格の免許で、モールス符号による通信操作を行うことができるか。 ---できる。 ※周波数とかの条件を選択肢に入れているものもあるが、三級はそもそも「出来る」のである。 3. モールス符号でＡＣＥＧ７を表したものは、次のどれか。 --- ・－ －・－・ ・ －－・ －－・・・ ※どこか一部分でも覚えていれば消去法でいける。Ｅは・だから覚えやすい。 4. 免許状に記載された通信の相手方である無線局を一括して呼び出そうとするときは、次の事項を送信することになっているが、（ ）内に入れるべき字句はどれか。 －・－・ －－－・－ ３回 －・・ ・ １回 自局の呼出し符号 ３回以下 －・－ （ ） ← １回 5. アマチュア局は、長時間継続して通報を送信するときは、「１０分ごとを標準として適当にＤＥ及び自局の呼出符号」を送信しなければならないが、「ＤＥ」をモールス符号で表すと？ --- －・・ ・ ※こういうのをいくつか覚えておく。 6. モールス符号で「ＱＲＺ」を表すものはどれか。 --- －－－・－ ・－・ －－・・ この３つのアルファベット、特にＱとＲはよく出ている気がする。 7. 無線電信による交信中、文字を間違えて送信したことを知った時には直ちに訂正しなければならないが、訂正を表すモールス符号はどれか。 --- ・・・・・・・・（ＨＨに上線） 8. 無線通信規則では、世界を三つの地域に分けているが、日本はどの地域に含まれるか。 --- 第三地域 ※これは暗記するまでもない。 ※「無線通信規則」は国際法、「電波法」は国内法。 9. 無線通信規則で定められているものは、次のうちどれか。 --- 虚偽の若しくはまぎらわしい信号の伝送又は識別表示のない信号の伝送をすることを禁止する。 ※虚偽の伝送に例外はないので、「例外を除いて」などの文言があったら×。まぎらわしいのも同様。 10. 無線通信規則で定められている次の記述で、（ ）内に入れるべき正しい字句は、次のどれか。 --- 送信局は、業務を満足に行うために必要な（ ）の電力を輻射する。 ←最小限 ※電波は無駄に使わないという原則。 11. 電界効果トランジスタの電極の記述で、正しいものはどれか。 --- 電界効果トランジスタの電極には、ゲートがある。 ※ゲート、ドレイン、ソースが電界効果トランジスタの電極。 12. ＣＷ（Ａ１Ａ）送信機での「ブレークイン」操作の説明をしているのは次のどれか。 --- 電けん操作によって送信と受信を自動的に切り換える。 ※常に受信状態、送信状態というのが選択肢に含まれやすいが、理屈を考えたらおかしい。 13. ＦＭ（Ｆ３Ｅ）送信機に使用される回路は、次のどれか。 --- ＩＤＣ回路 14. ＳＳＢ（Ｊ３Ｅ）送信機に使用される平衡変調器の動作は、次のどれか。 --- 搬送波を除去し、上測波帯と下測波帯を取り出す。 15. ＳＳＢ（Ｊ３Ｅ）送信機に使用される平衡変調器の出力に現れるものは、次のどれか。 --- 上測波帯と下測波帯 ※基本的にＣＷの送受信機については覚える。 16. 電源に使用される平滑回路の動作は、次のどれか。 --- 脈流電圧をきれいな直流にする。 17. 電波が１秒間に進む速さは、次のどれか。 --- ３０万〔km/s〕 ※地球７周半（１周＝約４万㎞） 18. 八木アンテナを構成する素子は、次のどれか。 --- 導波器と放射器及び反射器（ディレクタ、ラジエータ、リフレクタ） 19. 電離層を形成する主な要素は、次のどれか。 --- 自由電子とイオン ※ネオンとかいうひっかけ（?）もある。 20. 通過形電力計で送信機からの電力を測定したら、進行波電力が２０（Ｗ）、反射波電力が５（Ｗ）であった。送信機からアンテナに供給される電力は何Ｗになるか。次のうちから選べ。 --- １５（Ｗ）
押さえておくのはモールス、ＣＷ送受信機かな、と思います。
おそらく間違えたのは多くて２問。楽勝だな。
おそらく間違えたのは多くて２問。楽勝だな。
結果：合格
