身体の使い方を考える

先日、ぎっくり腰(っぽいもの)になりましてね…

いや~大したことないと仕事に出掛けましたら、時間が経つにつれてきつくなりました。
で、以前通っていた接骨院にお世話になったわけです。
背骨周りと腰の筋肉が凝り固まっており、いつ痛みがでてもおかしくない状態ですね。
と笑顔(苦笑い)で言われました。
触られた時にあまりの硬さに自分自身驚きました。

幸いにして今週はフルの授業が少ないので(ちなみに今日は県民の日でお休みです)、連続通院が可能です。
初期の段階では施術を間を空けずに受けないと、あまり効果が出ないようです。
そういう意味では不幸中の幸い。

さて、施術中に先生と話をします。
しっかりと身体を動かさないと凝り固まってしまう…までは自己反省。
しかし話をするにつれ、最近では小学生の子どもでも肩が上がらない子がいるのだとか。
四十肩の小学生??

結局、文明の利器に流され過ぎていて、身体を使う事をしていないからですね。
そもそも身体を使って遊んでないし。
休日にショッピングモールに行くと、就学前の子どもがゲーセンで遊んでいるわけです。
そりゃー、身体も動かなくなるわ。
でも、その一方で金を払ってスポーツクラブとかに入れるんでしょ?
確かに遊べる環境も少なくなっているのも事実。

学校には「体育」という授業があります。
ただ、これが身体と向き合うということに主眼を置いてくれればいいのですが、そうではない。
整列、準備運動から始まって、中身は何故それをやるかを示されない「軍事訓練」のようなものばかり。
器械体操なんてナゼやらされてきたのか未だに意味が分かりません。
私は逆上がりが出来ませんが、特にそれで苦労もしていません。
(今思えば、採用試験に逆上がりがありました。もし出来てしまっていたら中学に行っていたかも…。)

準備運動でさえ、何故必要なのか?夏と冬で同じでいいのか?
そんなことすら教えません。教えている人がそんな疑問を持っていないのかも知れません。
今、身体を取り巻く環境が昭和時代とは違うのですから、身体と向き合うことを教えて欲しいものですな。
健康的な生活なしに、他のことは成し得ませんからね。

まずは、私のこの腰の痛みが早く引けて欲しい。
ASIMOみたいな動きは窮屈で仕方がない!(涙)